疾患・特集

消極的な発想を変える

あなたを消極的にしているのは、自律神経過敏体質?

あなたは「考えてから行動する」、「行動しながら考える」、「考えるが行動しない」のどのタイプですか?
消極的といわれる人は「考えるが行動しない」タイプといえます。
決して夢や目標がないわけではないのですが、結果をまず予測してしまい、それが大抵は不安や緊張を伴うものなので、あえて挑戦する気になれずにいるのです。
本当は夢や目標を追いたいという願望はあるのですから、行動できない自分との間にかっとうが生じて、それがストレスになりかねないのです。
これは、単に気が弱いとか気が小さいという問題ではなく、これまでの人生経験で何をするにも過度の不安や緊張に悩まされることが多かったために、その学習の結果として事前に用心深くなってしまった、という人が多いようです。
このような人は、自律神経が過敏で、わずかな刺激でも交感神経が興奮、緊張してしまう体質なのです。

乗り越えられそうなストレスから挑戦を

身に付いてしまった消極性を是正するには、「何が起きてもどうにか乗り越えることができる」という自信を持つことが大切です。
そのためにはまず、乗り越えられそうな小さな目標を選んで、あえて挑戦してみます。
その積み重ねが、より大きな問題に直面した時の自信につながるのです。それと平行して、交感神経が興奮しやすい体質を改善することも忘れずに。