疾患・特集

「何でも運動になる」と考える

身体活動のチャンスはいくらでもあります

最近では、身体活動を増やすことが健康につながるという考えが広まりつつあります。とりたてて運動らしい運動をするのではなく、日々の生活の中で、体を動かす機会を増やし、それを習慣化することによって余分なカロリーを消費しようという考えです。
日々の生活の中にはいくらでも身体活動のチャンスはあります。要はそれを意識的に生かすかどうかということです。
家の中でも、職場でも、通勤の途中でも、できるだけ体を動かすことを工夫してみます。社内の打ち合わせがあったら、内線電話でなく足を運ぶとか、食事も時には遠出して散歩を兼ねてみる、新しい話題の商業空間が生まれたら訪ねてみるなど、いろいろ考えられます。それらはすべて運動になります。

自分に合った運動を見つける

身体活動だけでは、なかなか余分なカロリーが消費できないと思う人は、何か運動を一つプラスしてみます。ストレッチを始めとして、ウォーキングやサイクリング、スイミングなど、毎日でなくていいですから、簡単にできることから始めてみます。
そして、運動の必要性が分かっていても「何を今さら」と思わないことです。気付いた時から始めても遅くはありません。そう気付くことは、今までのライフスタイルを少しは変えようという意識が生まれたことです。肝心なことはむしろ、その意識を変えることなのですから、それを大事にしましょう。