疾患・特集

ビタミンC欠乏の兆候と欠乏症

コラーゲンに欠かせないビタミン

健康面だけでなく、美容の面でもさまざまなはたらきをしているのがビタミンCです。人体のたんぱく質の3分の1を占めるコラーゲンを作るのに欠かせないビタミンです。コラーゲンは、骨の強化や、細胞と細胞をつなぎ合わせるはたらきをしています。
また、シミやソバカスの原因になるメラニン色素の生成を抑える作用や、紫外線に対する皮膚の抵抗力を強めて日焼けを防ぎ、血色や肌のつやをよくする作用も持っています。

欠乏症は身体各部からの出血

欠乏の兆候として、歯ぐきからの出血、あざができやすくなる、肌荒れがひどく小ジワが増える、頭痛や肩こり、筋肉痛を起こしやすくなる、などがあげられます。さらに重いビタミンC欠乏症になると壊血症が発生します。
この病気は全身けん怠、疲労感、関節痛、身体各部からの出血をもたらします。ストレスや喫煙がビタミンC不足の原因になるので、注意が必要です。