疾患・特集

ビタミンA、C、Eはがんの予防に有効?

ストレスが生み出す攻撃的な活性酸素

たばこの吸い過ぎや酒の飲み過ぎ、強いストレスを受けると、人間の体内には不安定で攻撃的な活性酸素が生成されます。また、排気ガスなどに含まれる環境汚染物質や日光の強い紫外線も、活性酸素の生成を促進します。
この活性酸素が体内で適切に処理されないと、それが引き金となって、心筋梗塞や脳卒中、がんなどの生活習慣病、老化を引き起こす可能性があります。

活性酸素は生活習慣病や老化を促進する

活性酸素は、血管壁を傷つけて動脈硬化をもたらしたり、遺伝子を傷つけてがんを発生させたり、コラーゲンなどを変性させて老化を促進します。
活性酸素の害を防ぐには、抗酸化活性作用のあるビタミン類、なかでもビタミンAやビタミンC、それにビタミンEが有効であることが、既に動物実験により明らかになっています。
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEはがんの予防に有効といえるでしょう。