疾患・特集

あなたのビタミン・ミネラルの摂取量は足りているか

抗生物質を投与している場合は注意が必要

ビタミンは厚生労働省により所要量が決定されているものと、決定されていないものがあります。決定されているビタミンはその値が適正摂取量となり、成人の場合の1日当たりの値は次のとおりです。

種類 適性摂取量
ビタミンB1 0.7~1.0mg
ビタミンB2 1.0~1.1mg
ナイアシン 12~17mg
ビタミンC 50mg
ビタミンA 1800~2000IU
ビタミンD 100IU
ビタミンE 7~8mg

ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸、ビオチン、葉酸、ビタミンKは、いずれも腸内細菌により合成されるので、普通の食事をしていれば不足することはありません。ただし、抗生物質を投与している場合は、腸内細菌そうが変化するので注意が必要です。

カルシウムは1日600mg必要

主なミネラルの1日当たりの適正量(成人の場合)は、カルシウム 600mg、鉄 10~12mg、リン 600mg、カリウム 2~4g、マグネシウム 300mgとされています。