疾患・特集

「肥満は出世の妨げ」は本当?アメリカでは昇進や所得への影響も

日本ではまだまだ少ないですが、アメリカでは自分の体重をコントロールできることが、すでに出世の条件となっているとか。成人人口の3分の1が減量志向者で肥満診療所も大繁盛のアメリカ。日本も近い将来、肥満が出世に影響するようになるのでしょうか?

すでに肥満が出世に響くアメリカのビジネス事情

米国人の4人に3人は、上半身や腹部に脂肪の集まるリンゴ型肥満(内臓型肥満)といわれています。ですから、彼らの肥満問題はとても深刻です。
もちろん、肥満であることは出世にも響き、「自分の体重すらコントロールできない人間に部下の管理は任せられない」と久しくいわれています。

アメリカの成人の3分の1は減量志向。肥満診療所も大繁盛

このような社会状況を反映して、米国の成人人口の3分の1は減量志向者で、肥満診療所(ファット・クリニック)も大繁盛しているそうです。
いまや高所得インテリ層に肥満者は減少。社会階層とウエストは明らかに反比例しているという現象も起こっています。