「私のは脂肪ではなく筋肉だから」そんな言い訳よく聞きますよね。でも、体重における脂肪が男性で25%以上、女性で30%以上の人は、医学的には肥満症です。簡単に判定する目安としてはBMIが一般的ですが、CTスキャンを用いる方法が一番確実です。大切なのは正しい現状認識と改善行動です。
通常、成人男子では体重の13~16%を占める脂肪の割合が30%以上になった場合に肥満症とされています。
しかし、見た目で肥満の判定を行うことは難しく、例えば同体重、同身長でも、体を鍛えている筋肉質の人と運動不足の脂肪太りの人では肥満度が大きく違ってきます。
そこで、見分ける方法としてBMI指数などが用いられる訳ですが、単純にBMIで計算すると、肥満でない人を「肥満」と診断してしまう場合もあります。
肥満を測定する方法には、キャリパーによる脂肪厚の計測、電気の抵抗で脂肪の量を測るインピーダンス法などがありますが、一番確実な方法は、CTスキャンを用いて腹部断層撮影を行うことです。
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