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もっと取りたい食品

ビタミンEに注目

サツマイモには食物繊維が大量に含まれており、人気がありますが、実は、細胞のがん化や老化を防ぐといわれるビタミンEも含まれています。
ビタミンEにはいくつかの型があって、人体に有効なはたらきを持つ型はアルファ型といわれています。このアルファ型ビタミンE(α-トコフェロール)を多く含む食品がサツマイモやカボチャです。

海草や納豆に多い微量元素

牛や豚の脂は、コレステロールを増やし、動脈硬化の原因になりますが、魚の脂は逆にコレステロールを減らし、動脈硬化の予防になります。
魚の成分であるEPADHAといった脂肪酸は海の魚にしか含まれていません。サンマ、イワシ、アジ、サバ、ブリといった背の青い魚にたっぷり含まれています。
海草にはカルシウム、鉄、マグネシウムといった体の生理作用に欠かせない微量元素が豊富に含まれています。また、ビタミンAの前駆物質であるカロチンの含有量はホウレンソウに匹敵します。食物繊維も見逃せません。
納豆にはビタミンKが豊富に含まれています。ビタミンKは、血液の凝固に欠かせない成分であるほか、最近では骨を強くする効果があることも分かってきました。骨そしょう症の予防にも役立ちます。