疾患・特集

大豆製品か魚類を毎日食べる

理想的食品・大豆

大豆は昔から「畑の肉」といわれてきました。良質のたんぱく質と共に、カルシウムビタミンB1食物繊維などを豊富に含んだ食品です。また、こうした栄養価の高さだけでなく、大豆製品はさまざまなはたらきを持っています。
大豆の成分であるサポニンは、肥満防止、肝機能障害、がん、エイズなどに対しての効用が分かってきました。
さらに大豆に含まれるレシチンは動脈硬化や痴ほうの予防にも役立つことが確かめられています。レシチンだけを抽出して健康食品として商品化されているほどです。

魚の脂肪酸、カルシウム、DHAの効果

一方、魚に含まれる脂肪酸は、血栓を防止する作用のあることが分かっています。
魚はカルシウム供給源でもあります。骨ごと魚を食べるにはシラス干しや煮干しが最適です。ただ、魚のカルシウムはそのままでは消化吸収率が低いという難点があります。
頭が良くなるとして一時期話題となったDHA(ドコサヘキサエン酸)は、老化を抑制する作用もあります。DHAを多く含むサバ、イワシ、サンマといった背の青い魚を食べることをおすすめします。

大豆製品と魚は、健康体を維持するには不可欠の食品です。