疾患・特集

外食で注意すること(1)

どんぶり物よりも定食を

外食で気を付けなければいけないのは、ビタミンやミネラル不足です。
天どん、かつどん、親子どんなどのどんぶり物は、エネルギーが高く、炭水化物やたんぱく質が多いので、腹持ちはいいのですが、塩分も多く、野菜や海藻類が不足します。
できるだけ、定食物を選ぶようにし、やむをえない時には、サラダなどで不足分を補いましょう。

塩分が多い昼食メニュー

昼食人気メニューであるうどんやそばは、塩分が多いことが問題です。汁を残すと、塩分の取り過ぎが少しは抑えられます。
最近、はやりの持ち帰り弁当は、高血圧や肥満の心配がある人は要注意です。一般的に味付けを濃くしてあるからです。1日の塩分の摂取量は10g以下です。持ち帰り弁当に含まれる塩分は4~6gです。弁当に即席のみそ汁を付ければ、それだけで10gをオーバーしてしまいます。
焼き肉弁当は、牛肉の外、タマネギ、レタス、キャベツ、キュウリなども入って、糖質、たんぱく質、脂肪もまずまずですが、塩分が多く(4~5g)、緑黄色野菜が欠けています。
パン食については、動物性たんぱく質や野菜類が少ないことが欠点です。