果肉だけを食べてスイカの皮や種を捨てていませんか?スイカは皮や種もおいしく食べられ、しかも栄養満点。スイカをまるごと食べるレシピとそれぞれの効果を教えます。
近ごろは糖度の表示をしているお店が多いので、甘いのは保証済み。とはいえ、切ってみたら真ん中が空洞だったり、味が若かったり…。そこで、おいしいスイカの見分け方を伝授。
見分けるコツは、色、音、お尻のカタチの3つ。色は緑色の部分と縞の黒い色がそれぞれ濃くはっきりしていること。音は「ぽんぽん」と響く音がしたら食べ頃。「ボンボン」と鈍い音がしたら熟れすぎ、もしくは落としたりして果肉がくずれていることが考えられる。「ピンピン」と軽く高い音がしたら若すぎる証拠だ。そしてお尻のカタチ。お尻にある花落ちの部分が小さいものが良い。
ちなみに、食べ方だが、スイカは冷やし過ぎても風味が落ちる。冷やす温度は15~20度くらいを目安にしよう。
切り方にも工夫がある。黒い縞の部分は、スイカのいわば血管。この縞の道筋には種が並んでいることが多いので、切るときは縞の部分を避けるのが賢い方法。また、スイカは真ん中がいちばん甘い。この部分がみんなに行き渡るように切り分けるのがコツだ。
そのまま食べてももちろんノドを潤してくれるが、民間療法として知られているのがスイカ糖。夏の間に作っておいて常備薬として活用したい。
■作り方
スイカの皮をぬか漬にして食べた経験がある人はいないだろうか!?そう、昔から一部ではスイカの皮も食用だったのだ。そこで気軽に食べられるスープをご紹介。この夏、ぜひ試してみてほしい。
■作り方
中国ではスイカの種を干しておやつづくりに使っているといった話も。また、漢方では解熱作用、潤腸作用、イライラを鎮める鎮静作用がある薬材とされている。これも上手に利用したい。
■作り方