疾患・特集

健康大好き!トク子さん 第7回 ことわざde健康

自他共に認める健康オタクのトク子さん。
健康になるためならどんな労力もいとわず、情報を求めて日々東奔西走しています。
そんなトク子さんとファミリーが織りなす日常生活のドタバタを描きながら、トクホについて説明していくコーナーです。気がつけばあなたもすっかりトクホ通に!

トク子さん
ダイエットが趣味の自他共に認める健康オタク
トク子さん(専業主婦・42歳)
トク男さん
少ないおこづかいと体脂肪で一家を支える
トク男さん(サラリーマン・48歳)
トク丸くん
口ごたえと体重だけは一人前。お菓子大好き
トク丸くん(小学校2年生・8歳)
ホクト
一家のアイドル
ホクト(柴犬・3歳)

ことわざde健康

健康大好きトク子さん。
家族全員が健康に過ごせれば、それだけで幸せと思っています。
今日はトク丸くんの国語の宿題をきっかけに、一家でとつじょ「骨の健康」談義に花咲いたのでした。その内容とは…。

トク子

あら、トク丸ったらめずらしく静かに宿題をしているわ。

トク男

静かに、というより何だか様子が変だぞ。顔色も悪いしどうかしたのか?

トク丸

国語の宿題でことわざを調べていたら、「話の腰を折る」って出てきたんだよ。暴力的で怖いよ!

トク男

男のくせに何をひ弱なことを言ってるんだ。お父さんなんかいつも部長に言われているぞ。「トク男くん、君はもっと骨身を削って働くべきだ」ってな。

トク丸

ひー。

トク男

この前なんか「いいかトク男くん、今日の商談は肉を切らせて骨を断つ戦略でいくぞ」なぁんて指示されたからな。

トク丸

な、なんかよく分からないけど地獄絵図だね…。

ホクト

ワン…。

トク子

ことわざでもたくさん使われるくらい、骨は人間の体において重要ということね。

【解説】

高齢者が骨粗鬆症になると、骨折しやすくなり、生活の質が著しく下がる。若いうちからカルシウムの摂取を心がけ、骨をじょうぶに維持しないといけない。日本人に必要なカルシウムの量は、18歳以上の成人女性で1日600mg とされているが、国民健康・栄養調査の最近の調査(~平成13年)においても、いちどたりとて数値を上回ったことはない。こんな飽食の時代においても、カルシウムは不足している状況なのだ。
骨の健康を目的とするトクホは約25品目許可されている(平成17年5月30日現在)。そのうち、カルシウムの腸管からの吸収を助ける食品としてCCM、CPP、フラクトオリゴ糖、ポリグルタミン酸を含む食品が9品目あり、これらの食品はカルシウムを介し、間接的に骨代謝を調節する。残りの半分は、大豆イソフラボン、MBP、ビタミンK2など骨組織を直接標的とする成分を含む食品。いくつになってもはつらつとした生活を送るために、骨の健康にはじゅうぶん注意が必要だ。

トク子

なるほど~。年をとって寝たきりにならないためにも、今から骨の健康には気をつけないといけないわね。

トク男

お母さんも健康のためにダイエットとか言っているけど、食べる量を減らして骨の栄養まで不足したら元も子もないな。つまり…

トク男

骨折り損のくたびれもうけ。

トク丸

もういいよ~!!

ホクト

キュ~ン、キュ~ン。