プライベートでも意外に疲れは溜まっているもの。生活習慣を見直せば、今からでも疲れは十分解消できる。今日からはじめられる「お疲れパターン別改善アドバイス」を実践しよう。
外食の機会が増えると、カロリー超過だけでなく、野菜不足が懸念される。また、自分の好きなメニューばかりを食べていると、食事から得られる栄養が偏りがちになる。これは、女性にとってとくに気になる髪の毛のパサつきや肌荒れの原因となるだけでなく、生命活動に必要な栄養素が不足して、体調を崩しやすくなるので注意が必要だ。
不規則な生活の改善には、まずこの3点を覚えよう。
とくに(1)は、仕事のタイムスケジュールに食事時間を書き込んで、決まった時間に食事をとるよう心がけることが重要。遅い時間に食事をとると、眠りが浅くなる原因にもなり、翌朝の肌への影響も大きい。
偏りがちな食生活を送る人の強い味方は、ビタミンを総合的に、なおかつ手軽に補うことができるサプリメント。さらに不足しがちな各種ミネラルが配合されたものも上手に利用したい。ミネラルのなかでも亜鉛は、ツヤ髪を目指す女性にとって欠かせない成分。そのほかにも免疫力を高めたり、記憶力の低下防止に役立つとされている必須栄養素だ。また、今話題の白金(プラチナ)は、その強い抗酸化力から、偏りがちな食生活をサポートするだけでなく、スキンケア・アイテムとしても注目を集めている。外食が多く、野菜が不足しがちな人には、緑黄色野菜を補うサプリもおすすめだ。
日ごろからついつい食べ過ぎたり、飲み過ぎたりという人にとって、お誘いの多い年末はより一層注意が必要。毎日お酒を飲む人は、週2日休肝日をつくり、少し肝臓を休ませよう。また、一般的に「腹八分目」と言うが、体への負担を考えても、少し物足りないくらいがちょうどよい。今のうちに「食べ過ぎ・飲み過ぎ疲れ」体質から脱出しよう。
お酒を飲み過ぎる人におすすめなのが、「アルコール日記」をつけること。自分がいつ、どのくらいのお酒を飲んだのかを記録するだけでもお酒を飲むときの心構えが違ってくるので、飲み過ぎをセーブできる。また、食べ過ぎが気になる人は、早食いに注意。食事開始後20分は満腹感が感じられない。その間に食べきってしまうことのないようゆっくり時間をかけて。
お酒を飲む機会が多い人におすすめなのはウコン。クルクミンという成分には、アルコールの負担を軽くするはたらきがある。また、とくに女性におすすめなのがヨーロッパに古くから伝わるハーブ、マリアアザミ。この種子には、フラボノイドやシリマリンという成分が含まれており、お酒によるダメージだけでなく、若々しさを保つハーブとしても知られている。食べ過ぎやもたれが気になる人には、民間療法として昔から使われていたキダチアロエのエキスを凝縮したサプリメントがおすすめ。
出典:「健康パラダイス 季節別家族ではじめる成人病予防」
疲れているからといってダラダラした休日を過ごすと、生活リズムが狂ってしまい、しっかり休んだはずが、かえって疲れてしまったということにもなりかねない。また、甘いもの、脂っこいものの食べ過ぎは、肥満の原因に。こうなると、少し動いただけで疲れやすくなってしまうという悪循環を引き起こしてしまう。ずばり、これらはすべて「自分への甘さ」からくる「疲れ」なのだ。
「自分への甘さ」から脱却するためには、休日もいつもと同じ時間に起きる習慣をつけること。そして適度な運動をすることが大切。今年の年末は、早めに大掃除に取り掛かってみよう!家中隅から隅まで掃除をすれば、家中ピカピカ、カロリー消費もできて一石二鳥 。
休みの日にも体を動かしていないと、次第に基礎代謝が低下してしまう。そんなあなたにおすすめの成分は、α-リポ酸とカルニチン。抗酸化作用で、若々しさを保ち、燃えやすいカラダづくりを目指したい。また、アミノ酸や有機酸がバランスよく含まれている香酢も、休日をアクティブに過ごすためのスタミナづくりをサポートしてくれる。
CM体操とは、その名の通り、コマーシャルの間に行う簡単な筋肉トレーニング法。テレビを楽しみながら運動もできる、まさに「ながら運動」の決定版だ。腹式呼吸をしながら、6~7割の力で6~7秒維持し、休憩をはさんで2、3セット行おう。
出典:男のダイエット術 生活情報センター刊