予防接種は子供が健康な状態のときに受けるのが原則だ。前日から子供の状態を気にかけたり、当日は熱を測るなど。予防接種を受ける際の注意など。
ポリオやBCGなどの勧奨接種は、集団接種を行なう自治体と個別接種を行なう自治体がある。あなたの住まいがある自治体はどちらの方法をとっているのか確認しよう。通常、赤ちゃんが生まれてからしばらくすると送られてくる、予防接種の案内を読めば分かる。案内を見たことがないという人は、直接市役所に問い合わせを。
予防接種は子供が健康な状態のときに受けるのが原則。できれば前日から、子供の様子に普段と変わったところがないか気にかけておこう。また、前日の夜はお風呂(シャワー)に入って清潔にしておこう。
朝起きたら体温を測ってみる。また、「食欲はあるか」「うんちやおしっこの状態」「鼻水やせきはないか」「機嫌が悪くないか」など、子供の様子に普段と違ったところがないか、よく観察しておこう。
普段に比べて調子が悪そうなときは、その日の接種をあきらめて。「せっかく予定を立てたのに…」というママの気持ちは分かるが、無理に受けさせては絶対にダメ。集団接種の場合も個別接種の場合もキャンセルは、電話1本で気楽にできる。
予診票が手元にある場合は、書けるところを記入しておこう。なお、体温については会場でも測るので、家では記入しないほうがいいようだ。
予防接種に持って行ったほうがいいのは次のようなもの。このほか、赤ちゃんや子供の年齢に合ったお出かけグッズも忘れずに。
予防接種会場(病院など)では、まず、受付を行なって体温を測り、予診票に記入する。予診票が事前に手元にない場合は、会場で記入する。
順番が来たら医師の診断を受けた上で、予防接種を受ける。その日の健康状態に不安な点がある場合は、診断を受けるときに相談しよう。
予防接種後に副反応などの様子をみるため、しばらく会場(病院)にいなくてはいけないこともあるので、お気に入りのおもちゃなどを持参することがおすすめ。
予防接種を受けた後は、激しい運動は避けたほうがいいが、そのほかは普段通りの生活でOK。入浴は午前中の接種なら大丈夫なケースが多い。午後~夕方にかけて接種を受けるときは、念のため医師に確認してから入るようにしよう。