疾患・特集

暑いときの運動は無理はしないで。涼しい室内で、楽しく運動

暑い夏には運動したいと思っても、強い日差しのため、一歩間違えると熱中症の危険が伴ってしまいます。かといって、冷房の中でじっとしていては夏バテを招くだけ。日中の暑さを涼しい室内で過ごしながら運動ができれば、健康な身体で夏を乗り切ることができること間違いなし。涼しい室内で楽しくできる運動をご紹介します。

無理のない運動のススメ

運動不足になりがちな現代社会。生活習慣病の主な原因は、運動不足といわれている。実際に運動というと思い浮かべるのは、水泳、テニスなどハードなスポーツかもしれない。しかし、突然ハードなスポーツに取り組むと、なかなか長続きをしなかったり、はりきりすぎて事故につながりかねない。
そんな場合におすすめなのが、無理のない運動。無理のない運動とは、体を動かすことである。

例えば、エレベーターやエスカレーターを使っていたところを歩く、自転車や車で行っていたスーパーまで歩くといったことも、運動につながる。
歩くことは、「第2の心臓」と呼ばれる足を鍛える良い運動。歩くことで体温調節機能がアップし、身体が冷えにくくなったり、骨が強くなったり、血液循環もよくなり、脳の活性化にもつながる。もちろんダイエットにも効果的。ただし、夏の暑い日中は避け、朝や夕方など時間帯を選ぼう

場所や時間を選ばずに無理なく運動ができるのは、ストレッチやラジオ体操など。こうした運動は、筋肉をつける。身体の各部を伸ばすことは、肩こりや腰痛などの予防だけでなく、疲労の回復にも役立つ。

運動は、生活習慣病の予防になるだけでなく、ストレス解消にもおすすめ
ただし、無理は禁物。体調が悪い時には、無理して行わず休むことが大切である。
また、軽い運動だからと、汗をかいてそのままにしておくと、身体を冷やすので注意しなければならない。汗をふきとり、早めに着替えることが大切である。
暑い中での運動は、熱射病や日射病になりかねないので、水分補給を怠らず、炎天下で(長時間)やらないよう気をつけたほうが良いであろう。

運動の継続は、楽しみながら

サイクリング

運動を継続して行いたい場合の秘訣は、無理なく楽しく続けられること。
1人でやれる場合は良いが、運動を継続してやるのが難しいと思う場合には、周りの家族や友人を含めてやってみよう。
運動は、毎日やることをおすすめする。

公開日:2001年9月3日