ある調査によると、花粉に悩まされている人の取り組みで、薬による治療よりも「花粉を避けること」の方が、症状を軽減できたという回答もあった。アレルギー対策の基本は、アレルゲン(花粉など)に触れないこと。外出のときには、こんな工夫をしてみよう!
帽子 | 髪の毛は花粉の「溜まり場」と化すので、長い場合は縛る。短い人も、できればツルツルした素材のつば付きの帽子を。家に入る前、花粉をしっかり落とす。外出後、髪はなるべく早く洗おう。 |
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メガネやサングラス | 花粉症用のゴーグルタイプや、サイドにカバーのついたものにすると、花粉が眼の粘膜につくのを激減できる。 |
マスク | できれば花粉症用マスクを。効果をアップさせるには、中に湿らせたガーゼをはさむのも良い。使ったら必ず、洗ったり、はたいたりする。「コレ、高かったから…」といって、長期間使い続けないで、早めに交換を。 |
露出禁止 | 花粉がつくのを防ぐには、皮膚をむき出しにしない。できればスプリングコートを着用する。手足の露出は避けよう! |
素材 | 洋服も帽子も、羽毛のものより、化学繊維や綿で表面がツルっとしたものを! 静電気防止スプレーをするのも有効。 |
帰宅前 | 花粉を家に持ち込まないよう、玄関の外で洋服・帽子・髪などをよく払い落とす。眼には見えないが、必ず花粉はついている。もちろん家族全員で協力を! |
外出頻度 | そもそも飛散の多いときには、なるべく出かけないようにできると、なお良い。 |
原則的に「体を温めてくれる」ものを | 穀類・豆類(もち米・とうもろこし・みそ・豆腐) 芋類(ジャガイモ・さつまいも) 野菜類(ダイコン・ニンジン・タマネギ・カボチャ) 果物類(栗・ナツメ・レイシ)など。 |
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αリノレン酸 | アレルギーをおさえるαリノレン酸が含まれる野菜や海草類を多く摂る。シソが良いとされるのは、このαリノレン酸が多く含まれるためでもある。 |
禁・リノール酸 | 一時ブームとなった食用油だが、血管の透過性を高め、鼻炎などを起こしやすくするので、なるべく避ける。 |
EPA | 青魚 に多く含まれ、免疫のはたらきを正常化してくれる。アジ・イワシなどがオススメだ。 |
お茶 | ジュース類などのペットボトル系飲料は体を冷やすので、なるべく避ける。飲むなら、アレルギー症状の改善効果が期待できる日本茶や甜茶(てんちゃ)を。 |