水を飲むと汗をかいて臭くなるから嫌!なんて思ってませんか?しかし悪いのは飲んだ水ではありません。実は、汗をかくことが少なくなると、逆に汗は臭くなるのです。良い汗をたくさんかいて汗腺が鍛えられている人ほど汗は臭くないのです。
どこの職場にもいる、やたら汗をかいて、ちょっとクサイ人…。特に女性は臭いに敏感なため、汗は悪者扱いされがちです。
しかし本来、よく汗をかいている人の方が健康的で、汗の臭いも少ないです。
体温が上昇します。
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血液中のミネラル分と水分が汗腺に取り込まれます。
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基本は運動!200ccくらいの水をとり、ウォーキングなどの有酸素運動を行いましょう。新陳代謝もよくなって、足などのむくみ防止にもなります。ただし、炎天下は避けて夕方などに行います。
ダイエット目的なら、実はサウナスーツより、汗が蒸発しやすい服装の方がいいでしょう。厚着をすると、汗をかいても体温が下がりにくくなります。体温があがりっぱなしだと、体内で脂肪を燃やすはたらきが鈍ってしまいます。
「いい汗をかく体質」を作るなら、水分補給をして、浴槽にゆっくりつかりましょう。
熱いお湯ではなく、ぬるめで、胸から下の「半身浴」がおすすめです。熱いお湯に肩までつかるのは、心臓に負担がかかってしまうので、高齢者や心臓の弱い人は特に注意しましょう。
クーラーは暑い時期でも、外気温マイナス5度程度に設定する習慣をつけましょう。
汗は運動で「どっ」と出すだけのものではありません。暑さや、熱い飲み物・食べ物で、「じんわり」かく汗も大切なのです。特に、運動での「どっ」という汗が減っている人が多いようです。そのうえ、エアコンの普及で「じんわり」の汗もかかなくなると、「体温調整ベタ」「汗かきベタ」が進んでしまいます。
また激しい運動でもない限り、暑いからといって水をガブ飲みするのは夏バテのもとになります。