お腹の様子は、生活習慣からうかがえます。生活習慣を振り返って、お腹の健康度をチェックしましょう。また、腸の調子は「便」を見るとよくわかります。便を流す前に確認しておきたいポイントをまとめました。
腸ではたらくビフィズス菌などの善玉菌の元気さが、若さと健康のバロメーターとなります。そんなお腹の様子は、生活習慣からうかがえます。あくまで「目安」ですが、まずは自分の生活を振り返ってみましょう。4つ以上あてはまるものがあったら、あなたの腸はかなり汚れているかもしれません。
腸の調子を、よりダイレクトに伝えてくれるのが「便」です。流す前に、ちょっと気をつけて見てみましょう。「便」は体の様子を、よく教えてくれるはずです。
量 | 一般的な1日の平均量は150~200gくらいと言われています。バナナくらいの大きさが目安です。食物繊維が足りないと、これより少なくなります。 |
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色 | 黄土色が理想です。しかし食事の中で、肉や魚などたんぱく質や油脂の割合が多い人は、胆汁が多く出ているため、濃い茶色となります。 |
形 | 形もバナナ状が理想です。コロコロした便秘便や、逆に水っぽかったり、粘ったものは、食物繊維やビフィズス菌が足りない証拠です。 |
臭い | オナラや便が強烈に臭い人は、腸内で悪玉菌が活発にはたらいている可能性が高いです。 |
リズム | 「朝には必ず」ということではなく、1日のうちのどこかの時間に毎日、定期的にあれば大丈夫です。 |
善玉菌が多い場合
悪玉菌が多い場合
お腹(腸)にビフィズス菌などの善玉菌が多いときには、便通も良く臭いなども少ないです。
しかし悪玉菌が多くいると、悪玉菌の作る毒が、栄養とともに腸から吸収され、肝臓を通って全身へまわってしまいます。
血液が汚れ、血管は硬くなり、全身の細胞を傷つけるなどの悪影響が出てしまうのです。