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ラー油、豆板醤を使いこなす中華風レシピ

中華料理の辛味調味料は、皆さんお馴染みのものが多いはず。ただ、ラーメンやギョウザ、マーボー豆腐など、決まったもの以外にはなかなか使わず、いつしか賞味期限が切れていたという経験のある人もいるのでは?今回は、いろんな料理に応用できるコツをご紹介します。

いろんな料理に合うラー油

ラー油は調理に使うより、食卓で好みに応じてふりかけることが多いようです。しかし、ラーメン、ギョウザだけではもったいないです。次のような料理にも合うので、七味とうがらし、一味とうがらしと使い分けて、自分好みの味を見つけてみましょう。

  • 和風や中華風のドレッシングをかけたサラダ(マヨネーズにも合うという声も)
  • 冷奴(わさびやしょうがとは合わないけど)
  • 洋風のスープ
  • カレーの辛味が足りないとき(コクも出ておいしい)
  • 筑前煮やきんぴらごぼう、切干大根煮など、油で炒めてから煮る日本料理
  • 炒め物

豆板醤(とうばんじゃん)を使いこなすレシピ

豆板醤の材料は、とうがらし、そら豆、食塩、酒精。中国四川省の名産です。炒め物に使うときは、油の次に豆板醤を炒め、それから材料を入れるのがコツです。また、ほかの調味料と混ぜてタレとして使われることも多く、このほか、豆腐やごはんなど淡白なものなら、豆板醤+しょうゆだけでもおいしくいただけます。

手間なし・エビのチリソース風

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■材料(2人分)
えび150g(冷凍のものは解凍して)、しょうが1/2かけ、にんにく1かけ、ねぎ1/4本、サラダ菜適宜、豆板醤小さじ1弱、中華スープカップ1/2、A{ケチャップ大さじ2、塩少々、酒大さじ1/2、砂糖小さじ2、水ときかたくり粉少々}

■作り方

  • 小さじ1/4、酒小さじ2、こしょう少々で、えびに下味をつけます(気になる人は背ワタをとってから)。
  • しょうが、にんにく、ねぎはみじん切りにします。
  • サラダ油で、しょうが、にんにく、豆板醤を炒め、香りが出たらえびを入れます。
  • えびの色が変わったらスープを加え、3分ほど煮たらAで調味してねぎを加えます。
  • サラダ菜を敷いた皿に、盛りつけます。
  • ※小さいエビのほうが背ワタが気にならないので、手間だけを考えるのならおすすめです。エビのほかにイカやホタテの入ったシーフードミックスを使ってもいいでしょう。薄く切った白身魚でもおいしいです。

豆板醤のせるだけ冷奴サラダ

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■材料(2人分)
豆腐、ほうれんそう、豆板醤、しょうゆをそれぞれ、お好みの量で

■作り方

  • 豆腐は水を切り、ひとくち大に切ります(切らなくてもOK)。
  • ほうれんそうはゆでて水にさらし、しぼって食べやすい大きさに切ります。
  • いろどりよく皿に盛り、豆板醤としょうゆをかけていただきます。
  • ※豆腐に添える野菜は、お好みで。