あなたのカルシウム度をチェックしてみましょう。カルシウムを上手に摂るためのポイントもご紹介します。
あなたのカルシウム不足度をチェック!
次の項目のうち、4つも5つも当てはまるような人は要注意です。1日600mgのカルシウムを意識的に摂るようにしましょう。
- インスタント食品や缶詰を毎日のように食べる
- 野菜、小魚、乳製品をあまり食べない
- 甘いお菓子やジュースを毎日摂る
- 日光にあまりあたらず、歩くことも少ない
- 食事制限中心の無理なダイエットをしている
- 手足がけいれんしたり、筋肉が弱った感じがする
- 爪が弱い
- イライラしやすい、気が短い
カルシウムを効率よく摂るためのポイント
- ●牛乳や乳製品はなるべく毎日摂ろう
カルシウムは吸収されにくい栄養素ですが、牛乳はその中でも最も吸収率が高く、40~50%(10%しか吸収されないものもあることを考えれば、これは高い!)です。乳製品が苦手なら、豆腐などの大豆製品をおすすめします。
- ●ビタミンDや良質のたんぱく質もあわせて摂ろう
これらはカルシウムの吸収を助けてくれます。ビタミンDはマグロ、鮭、レバー、干ししいたけなどに多く含まれますが、日光にあたれば体内でもつくられます。良質のたんぱく質とは、リジン(魚介類、肉類に多い)やアルギニン(鶏肉、にんにくに多い)などが挙げられます。
- ●糖分を控えること
せっかく摂ったカルシウムが消費されてしまいます。
- ●運動をしよう
筋肉運動によって骨組織に刺激を与えることで、カルシウムが効率よく利用されます。逆に刺激を与えないと、カルシウムは不要なものとみなされて体外に排出されてしまいます。
カルシウム剤にはこんなものがある
医薬品としてのカルシウム剤
錠剤がほとんどで、カルシウムの吸収を高めるビタミンDが配合されたものも多いです。不足しがちなマグネシウムや鉄分を配合したものもあります。
栄養補助食品
ほとんどがタブレットのようです。ビタミンD配合のものや、マグネシウム・亜鉛・鉄などのいわゆる「ミネラル」を集結させたマルチミネラルタイプもあります。バナナ味、ヨーグルト味、カフェオレ味など、いろいろな味があるので、お好みで選ぶとよいでしょう。
カルシウム配合のお菓子
ウエハース、クラッカー、ゼリー、タブレットなど、形態もいろいろです。ただし、お菓子ですからやっぱりカロリーは高めになります。お菓子が大好きでどうしてもやめられない人にはいいかもしれません。