職場でストレスを実感している人は、こまめに休息をとったり適当なところで自分から1日の仕事を切り上げようとするので、一定以上のストレスはたまりにくいものです。
ところが、職場で頑張ることに生きがいを感じる過剰適応タイプやテクノ依存症の人などは、ストレスを実感せずに自分から休みなしの長時間労働を選択してしまい、気が付かないうちに根深い疲労をため込んでしまいます。
このような「職場でストレスを感じない」という人こそ、意識して休息を取るようにすべきなのです。
休息を取るといっても、ただ仕事をする手を休めるのではあまり効果はありません。頭が仕事のことを考えている限り、精神的な緊張は持続しているからです。
次のような方法をヒントにして、仕事と自分の生活との頭の切り替えをきっぱりとしたいものです。
これはテクノストレスの解消法に考案されたものですが(LEEN)、職場過剰適応のストレス解消にも通用する考え方といえます。