疾患・特集

まずは自分の考え方の癖を自覚しよう

まずは、入力系の改善から

不快ストレスの原因となりそうなストレッサーを回避できないとしても、あなたがその刺激を不快なものと感じなければ、その後に続くストレス反応を防ぐことができます。
刺激の情報を知覚として入力する時に、入力信号の強さを調節したり、不快信号を快に転換してしまえばいいわけです。

ストレスを乗り越える自信をつける

ものの考え方、感じ方を少し変えただけで、「どうして今まで、こんなことにこだわっていたのだろう」と不思議な気分を味わったことはありませんか?
これが、認知の修正です。
特に、結果を怖れてなかなか行動に移せないでいる消極的タイプの人、逆に何事にも挑戦的な人は、まず、自分の性質や体質がストレスを生み出していることを自覚することから始めます。
自分の考え方の癖を自覚すれば、見方、感じ方をコントロールしやすくなります。こうして、ストレス刺激を過剰に受け止めないような「認知」のパターンが身に付けやすくなるのです。