疾患・特集

ビタミンB2欠乏の兆候と欠乏症

貧血と神経疾患が続発

ビタミンB2の重要なはたらきは成長促進作用です。目、皮膚、口内の発育や機能を助ける作用があり、成長期には必要量を十分取らなければなりません。
糖質、たんぱく質、脂肪を、体内でエネルギー源として燃やすのに不可欠なビタミンです。不足すると口内炎などが起こります。

欠乏症には舌炎、口唇症、目症状、皮膚炎、皮脂の増加などがあり、貧血と神経疾患が続発します。舌炎は舌が赤紫色になり、痛みや、しゃく熱感を覚えます。
口唇症は唇が赤くはれます。
目の症状は、角膜に充血が起こり、進行すると白内障になることもあります。
皮脂も増加し鼻の周囲や顔の中央部に脂ぎった、ぬか状の吹き出物ができます。