強いストレスを受けたり、あるいはたばこの吸い過ぎ、お酒の飲み過ぎなどによって、人間の体内には不安定で攻撃的なフリーラジカルが生成されます。
フリーラジカルとは、対にならない電子を持つ、原子または分子をいいます。電子の数が余分だったり、また足りなかったりするため、安定しようと脂肪やたんぱく、糖などと容易に反応し、損傷を与えます。
フリーラジカルには、活性酸素や過酸化脂質などがあります。
また、フリーラジカルは、細胞膜を破壊し、細胞の老化を促進してしまいます。そして、血管壁を傷付けて動脈硬化の引き金になるなどさまざまな害をもたらします。
これらのフリーラジカルの害を防ぐためには、抗酸化作用のあるビタミンCやEが有効であることが明らかになっています。老化を防ぐためにもビタミンCやEを十分に取りたいものです。