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コレステロールを減らすタマゴ料理の工夫

タマゴは1日1個が限度

タマゴ1個には約250mgのコレステロールが含まれています。
日本人が1日に摂取するコレステロールの目安は500~600mgといわれていますが、血液中のコレステロールが高い場合には1日に摂取するコレステロールを300mg以下に抑えた方が良いのです。
タマゴは良質なたんぱく質の宝庫ですが、卵黄に高いコレステロールが含まれていますし、料理の下味や材料に使われることも多いので、知らずにタマゴの高コレステロールを摂取している恐れもあります。
タマゴそのものを食べるのは1日1個が限度と考えた方が良いでしょう。

タマゴ焼きを作る時はだし巻に

タマゴ焼きを作る時は、だし巻きがおすすめです。だしやみりんを加えればタマゴ1個で2個分を使ったくらいのボリュームのだし巻きが作れます。
また、ワカメ、ネギ、ニラ、ウナギのかば焼きなどをタマゴに混ぜると、ボリュームも増え、惣菜としても見栄えが良くなる上、ビタミンなどの栄養素も豊富になります。ウナギに含まれるEPAやDHAにはコレステロールを下げるはたらきもあります。
また、溶いたタマゴをカップに入れてラップをかけ、電子レンジで適度に熱を加えてさらにかき混ぜるといりタマゴになります。油を使っていためる必要がなく、油のコレステロールを控えることができます。