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「うすくちしょうゆ」は塩分が高い?

うすくちしょうゆは色が薄く塩分が高い

しょうゆには、大きく分けて「こいくち」「うすくち」「たまり」の3種類があります。
こいくちしょうゆとは普通のしょうゆのこと。うすくちしょうゆとは、塩分が少ないのではなく、色が薄いしょうゆのことです。ちなみにたまりは、塩分はこいくちと同じで、若干のとろみがあり、寿司のつけじょうゆなどに使われます。

こいくちしょうゆと、たまりしょうゆの塩分は15%、うすくちしょうゆの塩分は16.3%です。
うすくちしょうゆは、塩分を多くして、熟成に時間をかけたもので、香りや味が淡泊なのがその特徴です。
そのため、煮物などの調理の際に使用すると、色や味が余り付かず、使い過ぎてしまう傾向があるため、注意が必要です(食塩含有量は四訂日本食品標準成分表より)。
また「減塩」と表示されたしょうゆの塩分は、8.4 %です。こいくちの約半分の量です。