炭水化物は炭素、水素、酸素の3元素より構成され、消化性の糖質と非消化性の繊維に分けられます。 消化性の糖質は、体内で各組織の脂肪中に入り、主としてミトコンドリアに運ばれてATPという高エネルギー物質に変わります。 従って糖質の多くは、過剰にとらない限り、エネルギー源として活用されます。
一方、繊維は消化酵素で消化されないため、消化管内での水の吸収や保持による便通改善、コレステロールやミネラルなどを吸着して便中に排せつする、ゲルとしてのはたらきをします。