用語解説

離断性骨軟骨炎

りだんせいこつなんこつえん
関節の軟骨下にある組織が壊死し、その組織が軟骨とともにはがれかける病気。主な原因は、軟骨下の組織に栄養を運ぶ血液が、十分に行き届かなくなることなど。スポーツを頻繁に行う10代の肘や膝でよくみられ、引っかかるような不快感や痛みなどの症状が現れる。破片として完全にはがれる前に発見された場合は、スポーツを半年から1年ほど休み、自然にくっつくのを待つことが多い。完全にはがれた破片が関節の中を動き回る場合は、関節遊離体(関節鼠)と診断され、手術による固定や除去が行われる。
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