用語解説

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)

ろこもてぃぶしんどろーむ(うんどうきしょうこうぐん)
骨や関節、筋肉、神経などの衰えにより、立つ、歩くという日常生活の中で必要となる運動がしづらくなった状態の総称。介護が必要な場合や、寝たきりの場合も含む。高齢になったことによる足の筋力の低下や、バランスがとりにくくなることのほか、骨の中身に隙間が多くなる骨粗しょう症、ひざの関節にある軟骨がすり減る変形性膝関節症、背骨を通る神経が圧迫される脊柱管狭窄症などの病気が主な原因となる。カルシウムやビタミンDなどの栄養素を十分に摂れる食事や、適度な運動を心がけることなどで予防する。
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