用語解説

老人性紫斑病

ろうじんせいしはんびょう
高齢者の腕の前部、手の甲、顔面など日光のあたる部分に点状やまだら模様の紫斑ができ、数日後、色素沈着が残るものを言う。加齢とともに血管周囲にあるコラーゲンや脂肪組織が萎縮して薄くなり、血管が保護されにくくなるため、ちょっとした力が加わるだけで皮下出血を起こし、紫斑が出来る。病気ではないので治療の必要はないが、机やイスにぶつからないようにしたり、締めつけの強い衣服を着用しないよう注意する。
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