用語解説

緑膿菌感染症

りょくのうきんかんせんしょう
緑膿菌は土や水の中、人の皮膚や腸の中にいる毒性の弱い細菌で、健康な人に病気を起こすことは無い。しかし衰弱した病人には日和見感染症として、抗生物質を長期間使用した人には菌交替症というかたちで病気を起こすことがある。普通は褥瘡や皮膚の傷、気道、尿路、耳、目に感染して緑色の膿が出る程度だが、重症になると敗血症を起こして生命にかかわることもある。ポピドンヨードや消毒用エタノールによる消毒が有効。
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