用語解説

ワセリン

わせりん
石油から得た炭化水素類の混合物を精製したもの。日本薬局方に収載されており黄色ワセリンと脱色精製した白色ワセリンとがある。皮膚への浸透性は低く、作用は表在性で粘着性が強い。ほとんどすべての薬物と変化することなく結合することが可能で、軟膏基材、化粧品基材としてひろく用いられている。創傷面や肉芽面、手足のひび、あかぎれに保護剤として塗布される。
「ワセリン」についてもっと調べる