用語解説

横川吸虫症

よこがわきゅうちゅうしょう
アユ、ウグイなどの川魚を生で食べ、横川吸虫の幼虫を摂取することで感染する。現在の日本でも多く見られる。ふつうは無症状だが、多数が寄生すると腹痛、下痢、粘血便が見られる。糞便検査を行って虫卵が検出されれば診断がつく。治療としてはプラジカンテルという駆虫剤を1日内服する。川魚の生食、とくにアユのたたきやぶつ切り3杯酢などには注意が必要だ。
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