用語解説

薬害

やくがい
医薬品の使用により患者が被害を受けること。戦後のサリドマイド事件、スモン事件などの薬害を契機に、薬事法の改正や副作用被害救済制度の創設がなされた。その後も血液製剤によるエイズ事件、ヒト乾燥硬膜移植によるクロイツフェルト・ヤコブ病、ソリブジン事件などが起こっており、とくに日本における薬害エイズ事件は非加熱血液製剤の使用によるもので、多くの血友病患者が感染して社会問題となっている。
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