用語解説
無菌性髄膜炎症候群
むきんせいずいまくえんしょうこうぐん
脳や脊髄を取り囲む髄膜に炎症が起きる髄膜炎のうち、細菌以外の病原体が原因となるもの。最も多いのはウイルス性だが、そのほかにマイコプラズマ、真菌、寄生虫なども病原体となる。幼児に多くみられ、接触、飛沫、食べ物や動物を介して感染する。ウイルス性の場合の主な症状は頭痛、発熱、嘔吐、下痢、首の後ろ側の硬直など。それぞれの症状に応じた対症療法が行われる。予防には手洗い、うがいが有効となる。
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