用語解説

慢性骨髄性白血病(CML)

まんせいこつずいせいはっけつびょう(しーえむえる)
がん化した白血球が、骨の内部にある骨髄で長期にわたって増殖する病気。進行の程度により慢性期、移行期、急性転換期という3つの時期に分類される。慢性期には症状が特にないため、健診などで白血球の増加が発見され、初めて発症に気づくことがある。移行期は脾臓が腫れて大きくなるほか発熱や貧血が現れる。急性転換期になるとそれらの症状が進行して、治すのは難しくなる。抗がん剤やインターフェロンの投与、放射線の照射などで治療する。
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