用語解説

蒙古斑

もうこはん
お尻の仙骨部から尾骨部にかけて発生する、手のひら大までの青い色の色素斑。出生時または生後1週間から1ヵ月頃に出てくる。これはメラニン色素をつくる細胞が、表皮の下の真皮層に残っているために起こるもの。日本人では100%に見られ、ほとんどが5~6歳までに消えてしまう。お尻以外の皮膚、上下肢や胴体に出る青色の色素斑は、異所性蒙古斑といい、こちらはあまり色あせないとされる。
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