用語解説

もやもや病

もやもやびょう
日本人に多く見られる原因不明の脳血管の病気。脳底部の動脈が細くなったり詰まったりして、もやもやとした異常な血管網が映ることからこの病名がついている。5歳前後で発症する若年型では脱力発作や言語障害、意識障害が見られ、後遺症が残ることがある。30~40歳を中心に発症する成人型では、突然の頭痛や嘔吐、言語障害、意識障害が起こる。確実な治療法はなく、厚生労働省の特定疾患として難病に指定されている。
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