用語解説

β-エンドルフィン

べーたえんどるふぃん
脳内で作用する神経伝達物質の一種。痛みをやわらげる、胃腸の運動を抑える、多幸感が得られるという、モルヒネに似た働きをもち、脳内麻薬と呼ばれることもある。マラソンの最中に、苦しい状態が続いた後で快感を覚える「ランナーズ・ハイ」と呼ばれる現象は、この物質が分泌され、ストレスが軽減されることに関係があると考えられている。
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