用語解説

微小管作用薬

びしょうかんさようやく
微小管と呼ばれる、細胞を構成する小さな管の働きを抑える抗がん剤のひとつ。微小管は細胞分裂と関係しているため、その働きを抑えられたがん細胞は細胞分裂ができず、やがて死に至る。大きく分けて、ビンカアルカロイドとタキサンの2種類がある。正常な細胞の微小管にも作用してしまうため、血球細胞を骨髄がつくるのを抑える骨髄抑制や、吐き気、手足のしびれなどの副作用が現れることがある。
「微小管作用薬」についてもっと調べる