用語解説

肺性心

はいせいしん
肺の病気が原因となって、心臓の右心室に異常が起きる病気。主な症状は、急性の場合は呼吸困難や失神など、慢性の場合は息切れやチアノーゼ、食欲不振など。急性の場合は、肺に血栓ができて起きる肺塞栓症が、慢性の場合はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)や肺結核などが原因となる。いずれの場合も、肺の血管が硬くなり、肺に血液を送り出す右心室に負担がかかることによって起こる。原因となっている病気を治療するほか、在宅酸素療法などによって治療する。
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