用語解説

皮下注射

ひかちゅうしゃ
皮膚の下にある、神経や血管が通る皮下組織というところに、少量の薬液を直接入れる注射方法。皮下組織から入った薬液は、毛細血管に入り血流にのって運ばれるか、リンパ管で吸収された後で血管に入り、やがて全身で効果が発揮される。消化されると変化してしまう口からの服用に適さない薬剤を使用する場合や、アレルギー反応の原因となる物質を調べる場合、使用する薬剤に対する過敏症を調べる場合などに用いられる方法である。
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