用語解説

放散痛

ほうさんつう
内臓で発生した痛みが神経を通って、体のほかの部分に伝わる痛みを「関連痛」という。関連痛は、原因となる内臓周囲の皮膚表面に現れる。一方、関連痛のうち、病気の原因部位とまったくかけ離れた部位に現れる場合を「放散痛」という。例えば、内臓疾患によって腰痛や肩の痛みが出たり、心筋梗塞など心臓の病気により、肩や背中、歯などに痛みが現れたりする。
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