用語解説

ペスト

ぺすと
ペスト菌という細菌の感染で起こる病気。本来は野ネズミなどげっ歯類の病気だが、ノミの媒介でヒトにも感染する。高熱とリンパ節炎、肺炎などの悪性の症状が起こるほか、菌が血液によって運ばれると出血斑が生じ、全身が黒色のあざだらけになって死亡することから、別名黒死病とも言う。感染した場合は入院が必要となり、抗生物質を用いた治療を行う。日本では1930年以降発生していないが、船や飛行機で菌が運ばれる恐れもある。
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