用語解説

ニューモシスチス肺炎

にゅーもしすちすはいえん
ニューモシスチス・イロヴェチという真菌の感染によって起きる肺炎。主な症状は発熱、咳、呼吸困難など。ニューモシスチス・イロヴェチは、ほとんどの人が保菌しているが、健康な人は免疫機能が働いているため、発症することはほとんどない。抗がん剤や免疫抑制剤の使用、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染により、免疫力が低下すると発症する。治療は、抗菌薬や副腎皮質ステロイドの投与を行う。以前はカリニ肺炎と呼ばれていた。
「ニューモシスチス肺炎」についてもっと調べる