用語解説

妊娠貧血

にんしんひんけつ
妊娠によって引き起こされる貧血で、軽度の場合は無症状だが、重症になるとめまい、動機、息切れが起こり、皮膚は爪が蒼白になる。極度の貧血は胎児の発育に悪影響を与え、分娩時には母体が危険な状態となる。妊娠すると母体は血液の量が増えるため血液自体が薄くなるほか、母体の血液中の鉄分が胎児に移行することなどが原因。鉄分の多い食事を摂るのが第一だが、医師に相談し、鉄剤の内服や静脈注射を行うと良い。
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