用語解説

尿路感染症

にょうろかんせんしょう
腎、尿管、膀胱、尿道など、尿路で生じた感染症の総称。一般的には腎盂腎炎と膀胱炎に該当すると考えてよい。大腸菌、グラム陰性棹菌(腸内細菌)、緑膿菌、ブドウ球菌などの細菌に感染することで生じる。感染の85%以上は、腸や腟から細菌が侵入して引き起こされるが、通常は細菌が尿路に入っても排尿時に押し出される。冷えや過度の排尿自制、尿流の停滞などが発症のきっかけとなる。
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