用語解説

特発性間質性肺炎

とくはつせいかんしつせいはいえん
肺胞を形成する壁に炎症が起こり、壁の厚さが増して硬くなる線維化という現象が進行していく原因不明の病気。呼吸の機能が低下することで、運動時だけでなく、歩く、排便をするなどの日常動作をしたときにも息切れなどの症状があらわれる。そのほかに、痰を伴わない咳や、急性の場合は熱が出ることもある。症状にあわせて禁煙、咳を抑える薬やステロイド、線維化を抑える薬の投与、自宅での酸素吸入などで治療する。
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