用語解説

動脈瘤

どうみゃくりゅう
動脈硬化や動脈炎などにより動脈の血管壁が弾力性を失い、弱い部分が血圧に耐えかねて膨らんで瘤(こぶ)をつくった状態を動脈瘤という。初期は自覚症状が乏しく、健診などで発見されることも多い。胸部や腹部の大動脈にできた大動脈瘤が破裂すると大量に出血し、死にいたることもある。血圧の管理を行うとともに、外科的に切除したり、動脈瘤ができた部分を人工血管に置き換えるなどの手術で治療する。
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