用語解説

中鎖脂肪酸

ちゅうさしぼうさん
通常の油の多くは脂肪酸の炭素数が18個程度で長鎖脂肪酸と呼ばれるのに対し、炭素数が8~10個のものを中鎖脂肪酸という。長鎖脂肪酸の吸収はリンパ管、静脈を経由し肝臓や筋肉に運ばれるが、中鎖脂肪酸の場合、リンパ管を通らずに門脈を経て肝臓へ運ばれる。このように中鎖脂肪酸は代謝が早いため「体脂肪がつきにくい油」として特定保健用食品にも利用されている。母乳やパーム油にも含まれる天然成分である。
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